3rd November 2020

担当:山本 誠(新菱冷熱工業)

① Data dictionary – Semantic Management for BIM Enhancement –

2018年のbSI Summitでは、分類体系の階層的な定義や歴史を紹介した。今回は国際的な取り組みとbSF (building SMART France)における分類体系のマッピングについて紹介している。

マッピングは5つの分類体系(MasterFomat 2010 Edition、UniFormat 2010 CSI、UniFormat 2010 ASTM、OmniClass Table 21、OmniClass Table 22)間の繋がりを検討して一つの表にまとめ、浮き彫りになった課題なども述べている。

また、現在はデータ辞書の作成に取り組んでいる。

② CROSSWALKTM

CSIが提供する分類体系(MasterFomat、UniFormat、OmniClass)に接続するAPIを紹介。従来は、分類体系の管理に多くの時間を費やしている。その課題を解決するためCROSSWALKでは、標準の分類体系を備えており、各体系では複数のバージョンを用意している。全ての分類体系にいつでもアクセスでき、複数の分類体系間の相互参照を可能としている。また、将来的にはAI技術やブロックチェーン技術を用いて利便性やセキュリティ強化を図っていく。