27th October 2020

担当:足達 嘉信(鹿島建設)

buildingSMARTが推進している、主要プログラムの活動概要報告。

● テクニカル分野(Technical services):各Room活動から標準開発案を投票、専門委員会などを経て標準仕様を策定するプロセスを解説。標準策定、IFCソフトウェア認証、IFCの各国語への翻訳などがTechnical Roomの主要な活動となっている。

● BIM個人能力認証(bSI Professional Certification):現在、25か国(17支部)が参加しており、ドイツ、スイス、イタリア、オーストリア、ロシア、中国などの70の認定教育機関が登録され、基礎編では3000人以上が認証を受けている。COBieに関する個人能力認証が準備されており、基礎編から次の実務者編の教育内容についての検討が進んでいる。

● IFCソフトウェア認証(Software Certification):IFC4のMVD、Reference Viewの推進を行っている。mvdXMLを活用したIFCデータ確認の効率化を進めている。

● デジタル分類コード辞書サービス(bSDD):bSDDのAPIサービスを改善している。現在bSDDには、建築分類体系、IFCのプロパティセット定義などが格納されている。bSDDのデモムービー:https://vimeo.com/446417661/ff8b6605d3